今回亡くなられた方はお二人ともフィリピンで犬に噛まれていますので、フィリピンが特別狂犬病を多く発症しているように考えられてしまいがちですが、実際にはより多くの死者を出している国がたくさんあります。
日本では飼い犬の狂犬病予防注射が義務付けられており、動物や犬が好きな人たちは可愛らしい犬を見たら簡単に犬に触れてしまいがちですが、海外では見知らぬ犬には触れないようにすることが重要です。全世界では年間で約3万から5万人が狂犬病で亡くなっていると言われており、日本のように狂犬病が発症していない国の方が僅かであると言うことを覚えておかなければならないでしょう。
ポコ・ア・ポコ・コンドホテルの位置するスービックでは犬の放し飼いが禁止されていますので、フィリピンの他の地域のように歩いていたら見知らぬ犬が近づいてくるというようなことはまずありません。
フィリピン政府は現在2020年までに狂犬病の撲滅を行なう取り組みを行なっています。犬に近づかないことが大切ですが、もし噛まれた場合はすぐに病院に行き、ワクチンの接種を行なうことで発病を防ぐことが出来ます。
ポコ・ア・ポコの直ぐそばにはSBMA診療所とジェームス・ゴードン・メモリアル・ホスピタルがありますので、万が一の場合は直ぐにワクチンの接種を行なうことが出来ます。ちなみに、狂犬病は「Rabies(ラビス)」と呼ばれ、ワクチンの接種のための注射は「Anti-Rabies (アンタイ・ラビス)」と呼ばれています。緊急時に備え、覚えておくと良いかも知れません。また、このワクチン(「Varorab」)は薬局で購入することも可能です。